3月13日(金)に、(株)フードマーケティングの代表取締役兼フードコーディネーター協会の副会長である玉木茂子先生を講師としてお招きし、食育実践科1、2年生と普通科製菓類型の2年生を対象としたチーズ講習会が行われました。
講習会は3~6時限で実施され、午前中は講義室でチーズの製法や特徴の解説をいただき、産地のことや調理法を説明したVTRを上映しました。ハードタイプや青カビタイプなど、チーズの特徴に合わせた調理方法を紹介していただきました。午後からは、試食室で玉木先生からチーズのカッティング方法やチーズの味の濃さを教えていただきながら9種類のチーズを試食しました。
〈試食したチーズ〉
・クリームチーズ(オーストラリア)
・クランベリー入りクリームチーズ(フランス)
・ミモレット(フランス)
・パルメザンチーズ(イタリア)
・ブリーチーズ(フランス)
・ゴーダチーズ(オランダ)
・ブルーチーズ(デンマーク)
・シェーブルチーズ(フランス)
・ウォッシュチーズ(フランス)
試食では、普段口にしないチーズやクセのあるチーズもあったために、生徒の好みは分かれたようでしたが、各自にとって貴重な経験となりました。
2月19日(木)に、今年度最後のスタメシが実施されました。
今回のメニューは、かた焼きそば、とうもろこし中華スープ、鱈の香草焼き、カボチャサラダ、野菜の甘酢漬け、オレンジ、くるみ入りミルクゼリーでした。
かた焼きそばのあんかけには、定番の野菜のほかにイカや海老などの魚介類も入り、ボリュームのあるあんになっていました。 鱈やくるみ入りミルクゼリーによって、DHAやレシチン、カルシウムの大幅な摂取を図っています。特に、普段あまり食べ慣れない食材の「くるみ」には、カルシウムや鉄分、ビタミンEが豊富に含まれているので、毎日数個ずつ食べると良い果物です。
スタメシでは、多くの希望生徒に参加してもらいました。担任の先生と一緒にお昼を食べるイベントとしても楽しんでもらえたようです。
2月12日(木)から18日(水)にかけて、今年度最後のアスメシが実施されました。
今回のメニューは、玄米ご飯、のっぺい汁、寒鱈の二色揚げ、千草焼き、菜の花の塩昆布和え、蒸し鶏と海藻サラダ、白和え、白ごまミルクゼリーでした。
ミネラルやカルシウム摂取を中心としたメニューになっており、玄米や海草など普段ではあまり摂らない食材も入っています。
食育指導では、食育アンケート結果のアスメシの項目をまとめ、参加した生徒の多くが食に対する意識が変化し、実行へとつながっているという結果が出たことを発表しました。生徒からの自由記述の意見も参考に、今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。
2月5日(木)に、食育実践科と普通科製菓の3年生が午餐会を実施した。午餐会では、125名の保護者を招き、生徒たちが日頃の感謝をこめて調理した料理を召し上がっていただいた。
2月に入ってから本格的に仕込みや食器などの準備を始め、前日には会場もきれいに彩られた。そして、正面の屏風の左右には「感謝」の二文字をお花紙で作成し、保護者へのお礼の気持ちを表した。
食育実践科の生徒は前菜から食事を担当し、製菓の生徒は食後のデザートを担当して、調理や配膳をした。
〈お品書き〉
前 菜:ドラムスティックの香り揚げ、薄焼き玉子の野菜巻き揚げ、胡瓜の冷菜甘酢ソース漬け、
スイスチーズとホウレンソウのキッシュ
蒸し物:鮭のかぶら蒸し
炒め物:青椒牛肉、海老のチリソース煮
メイン:ミートローフの野菜添え
食 事:ばら散らし寿司、しじみ汁
デザート:デザートプレート、コーヒー
それぞれ完成度の高い料理に、感動していた様子だった。また、デザートの前には生徒たちの3年間を振り返ったスライドショーも上映され、生徒の成長を改めて感じていただけた午餐会となった。
1月22日(木)13:30より全国統一試験「技術考査」が実施されました。 「技術考査」とは、調理師養成施設を卒業する見込み者のみに与えられた試験で、これに合格すると調理技術技能評価試験の学科試験が免除されます。
3年生80名は緊張の面持ちで、これまで学習してきたことを振り返りながら考査に望みました。
試験の合格発表はおよそ1ヶ月後の予定です。
※調理技術技能試験とは、調理師養成施設卒業後、調理師として実務を6年間経験してから受験できる国家試験で学科試験と実技試験が行われます。これに合格すると、厚生労働大臣より「専門調理師・調理技能士」の称号が授与されます。