6月6日(土)、7日(日)に第34回徳栄高祭が開催されました。
食育実践科レストランでは、「アスメシCaFe」を提供しました。昨年度からSSS(スーパー食育スクール)に認定され、部活動をしている生徒を対象に行われていたアスリートメシを再現!!そのうちカルシウムと鉄を補強した副菜6品を3年生が考案しました。お客様から「大変感動しました。」との感想をいただき、生徒たちも誇らしげでした。
また、地産池消フェアでは加須産のうどんを提供しました。地元の食材のPRとともに、味の良さも再確認!!生徒も食事空間の演出からうどんの提供まで、一生懸命励んでいました。
展示コーナーでは、SSS(スーパー食育スクール)の取り組みを紹介!!そこで、ヘモグロビンと骨密度、血圧測定も実施し、多くの人に興味を持っていただきました。
大盛況のうちの終わった文化祭、1年生から3年生まで、一致団結することができました。これから、本格的にSSS(スーパー食育スクール)の活動が始まります。この経験を生かしてほしいと思います。
5月23日(土)、本校保護者を対象にスーパー食育スクール講演会が実施されました。講師として、大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業部販売促進部学術担当課長である磯村信行氏を招き、「朝食と運動パフォーマンスの関係」という演題でご講演いただきました。朝食を摂ることによるさまざまな利点をお話しいただきました。そして朝の時間を有効に使うことが、脳の活性化においていかに大切なのかを学ぶことができました。また、慌ただしい朝でも前日に朝食を用意しておくなどの工夫次第で、栄養バランスを考えた朝食を摂ることができることもご紹介いただきました。保護者の多くがメモを取りながら、熱心に聞いている様子が印象的でした。
食育実践科の2・3年生を対象として、集中特別講習が実施されました。2年生は4月21日に築地市場の見学とホテルオークラにてフランス料理のテーブルマナー講習が、翌22日には本校でフランス料理の特別講習が実施されました。
3年生は5月7、8日の両日に渡り集中特別講習を実施しました。 初日は、パレスホテル大宮の毛塚料理長を招き、西洋料理の実習を行いました。パレスホテル大宮に務めて2年になる卒業生と1年になる卒業生も来校し、進路決定を控える3年生に激励の言葉をいただきました。午後からは、埼玉県保健医療部食品安全課より4名の講師を招き、小池氏による食品添加物講習の講義を受け、他3名の指導による甘味料の実験を行いました。
2日目は、東京都食肉卸売市場へ見学に行き、競りの様子や牛や豚が食肉になる過程を学びました。「命をいただく」ということを常に意識して調理師を目指していかねばならないと思いを新たにした様子でした。その後、パレスホテル大宮へ移動し、中国料理のテーブルマナーを行いました。蓮華の使い方や、北京ダックの巻き方などを実際に体験しました。厨房も見学し、実際にプロが作る料理の過程も見ることができ、有意義な時間と学習になりました。
4月24日(金)、校長先生から食育実践科1年生に包丁とコックコートが授与されました。この授与式は、食育実践科の生徒としての心構えや道具を大切にするという気持ちを養うために実施しています。
生徒たちは、「本格的に実習が始まるのだと実感が湧きました。実習を行うのが楽しみですが、同時に不安もあります。これから気を引き締めて頑張ろうと思います。」と授与式の感想を述べていました。
調理実習を行うにあたって、コックコートを着ることや包丁を持つことなど、食育実践科としての自覚をもって積極的に学んでいくことを期待しています。
3月13日(金)に、(株)フードマーケティングの代表取締役兼フードコーディネーター協会の副会長である玉木茂子先生を講師としてお招きし、食育実践科1、2年生と普通科製菓類型の2年生を対象としたチーズ講習会が行われました。
講習会は3~6時限で実施され、午前中は講義室でチーズの製法や特徴の解説をいただき、産地のことや調理法を説明したVTRを上映しました。ハードタイプや青カビタイプなど、チーズの特徴に合わせた調理方法を紹介していただきました。午後からは、試食室で玉木先生からチーズのカッティング方法やチーズの味の濃さを教えていただきながら9種類のチーズを試食しました。
〈試食したチーズ〉
・クリームチーズ(オーストラリア)
・クランベリー入りクリームチーズ(フランス)
・ミモレット(フランス)
・パルメザンチーズ(イタリア)
・ブリーチーズ(フランス)
・ゴーダチーズ(オランダ)
・ブルーチーズ(デンマーク)
・シェーブルチーズ(フランス)
・ウォッシュチーズ(フランス)
試食では、普段口にしないチーズやクセのあるチーズもあったために、生徒の好みは分かれたようでしたが、各自にとって貴重な経験となりました。