5月1日(月)全校朝礼の後に、第1回食育指導が実施されました。食育実践科3年小出真希さんと吉田未来さんが全校生徒に向けてプレゼンテーションを行い、文部科学省事業 平成29年度「つながる食育推進事業」について説明しました。本校のテーマ「食でつながる人々の環」は、若者が担い手となり地域へのアプローチを積極的に行っていくというものです。これについて、今後の予定を説明し、5月26日(金)のアスメシや6月2日(金)のスタメシへの積極的な参加を呼びかけました。また、朝食欠食を取り上げ、いつもの朝食におかずを1品追加することを提案するなど充実した食育指導となりました。
4月19日(水)1年生の包丁・コックコート授与式が行われました。食育実践科の生徒としての心構えや道具を大切に扱う気持ちを養うために、これから3年間使用する個人の包丁とコックコートを校長先生より「授与」していただきました。早速、コックコートに着替え、気分はもう料理人です。そして、個人名が彫られている包丁の確認を行いました。生徒たちは、包丁に触れて食育実践科の一員としての自覚が芽生えたようでした。これから、様々なことに挑戦し、積極的に学んでほしいと思います。
3月13日(月)食育実践科1・2年生を対象に、試食室でチーズ講習会を実施しました。
講師に、(株)フードマーケティングの齋木 美江先生をお招きし、チーズの製法や種類についてご説明いただきました。
チーズにはフレッシュタイプやウォッシュタイプ、シェーブルタイプなど7種類があることを学びました。また、様々なタイプのチーズの試食も行い、実際に手にとり、香りをかぎ、味を体験するという形で学習ができました。
〈試食したチーズの種類〉
フレッシュタイプ クリームチーズ、モッツァレラ
ウォッシュタイプ マロワール、ジェラール
白カビタイプ ブリー
青カビタイプ ダナブルー
シェーブルタイプ サントモール
ハードタイプ ミモレット、レッジャーノ
セミハードタイプ ゴーダ
この講習会は隔年で実施されており、次の実施は2年後となります。
2月22日(水)と23日(木)、加須東中学校1年生を対象とした家庭科実習の交流授業が実施されました。
アシスタントとして中学生を教えているのは、食育実践科1年生です。
中学生たちは、エプロンを着けた後、デモンストレーションを見てから、班に分かれて実習に入りました。今回の料理は「イワシのつみれ汁」です。イワシの身は柔らかいので手開きで捌(さば)きました。初めての経験だという生徒も多く、慎重に扱いながらも楽しんで調理をしていました。
本校で準備した「ひじきご飯」と一緒につみれ汁を試食しました。その後、食育実践科の生徒が「栄養に関するクイズ」を行い、カルシウムを摂ることで得られるものを学びました。
短い時間でしたが、中学生と高校生にとって、交流しあいながら勉強できるひとときとなりました。
2月25日(土)、本校の試食室にて、加須市ロータリークラブ、加須市経済同友会、加須市関係職員、大桑小学校PTAの皆様をお招きしてCaFeメシを提供しました。調理担当は、食育実践科2年生の11人です。
食事に際し、本校職員より、本校におけるスーパー食育スクールの取り組みについて説明し、また、今後も加須市と連携して食育を推進することを提案しました。さらに、食育実践科2年の財邊くんと大井さんが食育指導を実施しました。
角田副市長をはじめ、地元の多くの方々にご参加いただきました。そして、この様子を加須市プロモーション企画広報室が取材してくださいました。これからも、地域に貢献していく花咲徳栄高等学校として活躍の場を広げていきたいと思います。