9月2日(土)1時限に、食育実践科2年生73名が夏季休業中の7月22~30日にかけて参加したインターンシップの体験報告会を実施しました。
以下、生徒たちの発表の一部です。
〈発表内容〉
・今回インターンシップへ行ったことで、今まで習っていたことが身についていなかったと反省した。これからはしっかりと復習していきたい。
・盛りつけのひとつひとつや材料の切り方が雑だったと反省した。
・すぐ職場に慣れたのは、先輩たちが優しく接してくれたからだと感じた。挨拶やコミュニケーションの大切さを改めて実感した。
・行動や作業のスピードが早い。時間を意識したい。
・プロの手さばきを実際に見て、自分の未熟さを実感した。
・今回の体験を今後の調理人生においても生かしていきたい。
・授業ではできないことを実践し、貴重な体験になった。
・(ホテルの)お菓子作りは時間に急かされているので、勉強になった。
・食べる人が食べやすいように考えて調理していきたい。
・常にお客様のことを考えて調理している様子が見え、私もそうしていきたいと思った。
・苦手なものは早く練習して、克服しないとついていけないのだと実感した。
・お客さんが美味しそうに食べている様子を見て、嬉しく思った。
実際の職場を体験し、辛かったり、勉強になったり多くの感動を得た生徒が多かったようです。2学期からは、調理実習やアスメシ調理、体験学習などで2年生が中心となり、活動します。どの生徒にも、「時間や挨拶を意識して、盛りつけにこだわっていきたい。経験を重ねたい。」とインターンシップで感じた意欲的な思いを実践してもらいたいです。
7月30日(日)、8月27日(日)の両日、中学3年生を対象とした食育実践科説明会をに実施しました。最初に全体説明会、次に本校生徒との交流、実習室の見学、本校生徒による食育指導を体験し、最後に本校の紹介VTRを観ながら昼食をとりました。また、希望者を対象に個別相談を実施しました。
9月24日(日)に3回目の食育実践科説明会を行います。9月9日(土)からは体験学習会も始まります。お申し込みはホームページから可能です。お待ちしております。
7月20日(木)終業式の後、第3回食育指導を実施しました。食育実践科3年金井悠さんと千葉勇輝くんが全校生徒に向けてプレゼンテーションを行い、つながる食育推進事業として行った骨密度・ヘモグロビン測定の結果について報告しました。また、夏休み中の夏バテ防止策として、飲む点滴と呼ばれるほど栄養のある甘酒を紹介しました。
食育実践科3年生が、6月15日(木)、16日(金)の2日間の日程で集中特別講習を実施しました。
1日目は、本校実習担当による西洋料理の特別講習で、普段の実習より品数や作業工程が多く、集中特別講習にふさわしい内容となりました。
2日目は、東京港区の食肉市場を見学し、競りの様子や食の安全について学びました。調理師を志す者として「命をいただく」意味を考える良い機会となりました。その後は、東天紅上野本店へ移動し、中国料理のテーブルマナーを学びました。広東料理と福建料理をベースにした料理で、フカヒレを使ったスープや北京ダックなどをいただくと共に、食材の特徴、歴史や文化、大皿からの取り分け方などを学びました。『フェイス・トゥー・フェイス(顔があがれば心もあがる)』を合言葉に、楽しく食事をするように心掛けることもマナーの一つだと学びました。
6月16日(金)に第1回CaFeメシを実施しました。食育実践科2年生の24名が調理を担当し、成長期に必要なカルシウムや鉄分を豊富に含む食事を提供しました。生徒と教員との会話が弾み、楽しい食事となりました。
食育指導は食育実践科2年、吉田遥くんと中繁聖斗くんが担当しました。その中でのクイズを紹介します。
①豆腐からカルシウム、鉄分を多くとるには、絹ごし、木綿、厚揚げのどれが一番良いか?
②鉄分と相性の良いビタミンは何か?
解答:①厚揚げ豆腐(木綿豆腐のカルシウムの2倍、鉄分は3倍と言われています)
②ビタミンC(鉄分の吸収率を高めます)