2月2日(金)、本校試食室で食育実践科3年生による午餐会が行われました。約90分のなかで、3年間の集大成として「ありがとう」をテーマに和洋折衷のコース料理10品を、保護者と校長先生をはじめとする教職員計140名に提供しました。当日、外は雪がちらつく厳しい寒さでしたが、愛情込められた料理に満足し、生徒が作成した3年間を振り返る思い出スライドが上映されると、保護者はその成長ぶりに感動されていました。また、園田裕也君(食1組)が生徒代表としてこれまで支えてくれた家族への感謝の気持ちを述べると保護者には涙を拭う場面もみられ、会場は温かな空気に包まれました。生徒が仲間たちと実習着を着るのはこれが最後となりました。卒業後は、それぞれの進路に進みますが、本校で学んだことを活かし、調理師免許を取得する者として様々な分野で食育に関わってほしいと願っています。
2月1日(木)全校朝礼の後、第7回食育指導を実施しました。食育実践科2年、齊藤さんと岡戸さんがプレゼンテーションを行いました。今回は、旬の食べ物の重要性について説明しました。一年中お店に並ぶ食材も増えましたが、旬の食材はよりおいしく栄養価が高いため、摂取することで体調を整えることが期待されています。また、2月14日(水)のアスメシ(アスリートメシ)、21日(水)のスタメシ(スタディメシ)といった今後の予定をアナウンスし、積極的な参加を呼びかけました。
12月15日(金)、食育実践科3年生35名は、騎西中央幼稚園 年長組の園児36名と本校試食室にて食育交流を行いました。
生徒は、この日のために課題研究という授業の中で食育活動にむけた媒体を作成してきました。メインイベントであるピザ作りに伴い、手をきれいに洗うことや好き嫌いをせずに食べること、はみがきをすることの大切さを作成した歌や劇を用いて園児たちに伝えました。園児は、皿の上でピザ生地をのばし、用意されたピーマンやトマト、コーンやサラミなどの具材を乗せて各々のミックスピザを完成させました。最初は、緊張していた園児たちも次第に打ち解けて、楽しく有意義な食育交流ができました。
<本日の食育交流発表内容>
・歌と踊り「ピカピカマンマーチ~手を洗おう!~」
・劇「好き嫌いをなくそう」
・歌と踊り「歯みがき体操第一」
当日は、加須市シティプロモーション課の取材がありました。
そちらの様子は、下記アドレス内のTwitterやFacebook等で紹介されています。
http://www.city.kazo.lg.jp/
12月22日(金)終業式後、全校生徒を対象に、第6回食育指導を実施しました。食育実践科3年大嶋さんと養父さんがプレゼンテーションを行いました。冷え性対策や夜食に適した食べ物を紹介し、また、文部科学省事業「つながる食育推進事業」の一環として行われた骨密度・ヘモグロビン測定の結果報告を行いました。今回はクイズ形式を取り入れ、全校生徒が積極的に参加し、これからの時期に必要な食の知識を得ることができました。
最後にクイズを紹介します。
問題:冷え性に効果のある飲み物は次のどれでしょうか?
(1)コーヒー(2)ココア(3)紅茶
解答:(2)ココア
含まれるポリフェノールに血管拡張作用があり、体温の持続力が高いとされます。
文部科学省「つながる食育推進事業」の一環として、12月9日(土)、保護者を対象にCaFeメシを提供しました。今回は、家庭での実践に少しでも役立てていただきたいという思いで実施しました。調理は食育実践科の生徒が担当し、食事中には、食育実践科2年生中山さんと冨澤さんがクイズ形式の食育指導を行いました。メニューでは、高野豆腐のはさみ揚げが大好評をいただき、デザートに加須市とのコラボ商品である甘酒プリンを提供しました。保護者の方だけでなく、ご家族など多くの皆様にご参加いただき、楽しく充実した食事会となりました。
最後にクイズを紹介します。
問題)調理器具により、鉄分を摂取することができる。○か×か。
解答)○
鉄製の鍋から鉄分を摂取することができます。