5月2日(水)、校長先生より今年度入学した食育実践科1年生73名に、包丁とコックコートの授与が行われました。授与に際し校長先生から「食事の始まりにいただきますと挨拶をするのは、食べ物に対する感謝の気持ちを表しています。同じように、実習の際には食材、調理器具やコックコート等にも感謝の気持ちを忘れず、ものを大切にして調理師免許取得に向けて努力しましょう」とお話がありました。いよいよ来週から、実習室での実習が始まります。夢の実現に向けて、3年間、精一杯学習に励んでもらいたいと思います。
2月21日(水)、スタディメシ(スタメシ)を実施しました。脳の発達に有効なDHAや集中力向上に有効なレシチン、また、成長期の高校生に重要なカルシウムと鉄分を豊富に含んだメニューを提供しました。調理担当は食育実践科1年生です。食事中には、2組、伊藤さんと鈴木さんが、Q&A形式の食育指導を行いました。カルシウムが不足すると、勉強に必要な集中力の低下や、ストレスが溜まりやすくなることなどが紹介されました。今回はおでんバイキングを実施し、熱々で味の染み込んだ出来立てのおでんが振る舞われました。クラスの仲間と参加する生徒が多く、担任の先生との会話が弾み、楽しい時間となりました。また今回は、つながる食育推進委員の方々がお越しになり、本校の取り組みの様子をご覧いただきました。
最後に、毎回実施され、積極的に参加していただいている食育指導Q&Aの問題をご紹介します。
問題)次の説明が正しければ○、間違っていれば×で答えてください。
(1)脳のエネルギー源となるのは、ブドウ糖のみである。
(2)ブドウ糖は脳に蓄えることができる。
(3)勉強や仕事などで集中している時だけでなく、くつろいでいる時も、眠っている時も、脳は休まず
働き続けてエネルギーを消費している。
解答)
(1)○ 脳のエネルギー源はブドウ糖のみ。
(2)× ブドウ糖は脳に蓄えることはできない。
(3)○ 脳は常にエネルギーを消費している。
2月14日(水)、アスリートメシ(アスメシ)を実施しました。低脂肪、高タンパク質で、競技力向上に有効と考えられている食事です。また、成長期の高校生に重要なカルシウムと鉄分を豊富に含みます。今回の調理は、食育実践科1年生が初めて担当しました。食事を始めて落ち着いた雰囲気のなか、1組の西野さんと吉川さんが、Q&A形式の食育指導を行いました。その後、ピザバイキングが提供され、いっそう賑わいました。生徒は一緒に食事をする先生方との会話を楽しみ、充実した共食の時間となりました。最後にクイズをご紹介します。
問題)腸内環境を整える善玉菌は、どのような食品に多く含まれているでしょうか。
解答)発酵食品
納豆、キムチ、味噌汁、ヨーグルトなどが発酵食品です。組み合わせて食べるとダブル発酵パワーで効果的です。
2月2日(金)、本校試食室で食育実践科3年生による午餐会が行われました。約90分のなかで、3年間の集大成として「ありがとう」をテーマに和洋折衷のコース料理10品を、保護者と校長先生をはじめとする教職員計140名に提供しました。当日、外は雪がちらつく厳しい寒さでしたが、愛情込められた料理に満足し、生徒が作成した3年間を振り返る思い出スライドが上映されると、保護者はその成長ぶりに感動されていました。また、園田裕也君(食1組)が生徒代表としてこれまで支えてくれた家族への感謝の気持ちを述べると保護者には涙を拭う場面もみられ、会場は温かな空気に包まれました。生徒が仲間たちと実習着を着るのはこれが最後となりました。卒業後は、それぞれの進路に進みますが、本校で学んだことを活かし、調理師免許を取得する者として様々な分野で食育に関わってほしいと願っています。
2月1日(木)全校朝礼の後、第7回食育指導を実施しました。食育実践科2年、齊藤さんと岡戸さんがプレゼンテーションを行いました。今回は、旬の食べ物の重要性について説明しました。一年中お店に並ぶ食材も増えましたが、旬の食材はよりおいしく栄養価が高いため、摂取することで体調を整えることが期待されています。また、2月14日(水)のアスメシ(アスリートメシ)、21日(水)のスタメシ(スタディメシ)といった今後の予定をアナウンスし、積極的な参加を呼びかけました。