7月14日(土)、保護者対象「CaFeメシ」試食会を実施しました。本校では食育指導の一環として全校生徒を対象に昼食の提供(アスメシ、スタメシ、CaFeメシ)を行っています。今回は、保護者約160名を対象に試食会を実施し、カルシウムと鉄分を豊富に含んだ食事の提供を行いました。試食会では、代表生徒のクイズを用いた食育指導や、食育実践科の活動を動画で紹介しました。また、会場の一角にヘモグロビン測定器を設置すると、多くの保護者が測定をし、自身の食生活や健康について会話を弾ませる姿が見られました。食育実践科では、今後も生徒や保護者、地域の方々へ食育について発信していきたいと考えています。
ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。
5月11日(金)アスリートメシ
低脂肪高タンパク質、カルシウムと鉄分を強化し、競技力向上に有効と考えられる食事。
6月15日(金)スタディメシ
DHA、レシチン、カルシウムと鉄分を強化し、記憶力や集中力向上に有効と考えられる食事。
6月22日(金)CaFeメシ
成長期の高校生に必須のカルシウムと鉄分を強化した食事。
今学期も上記の日程で、アスリートメシ(通称:アスメシ)、スタディメシ(通称:スタメシ)、CaFeメシを実施しました。調理担当は食育実践科の2年生です。食事中には、それぞれのテーマに合う食育指導を行いました。生徒はクラスや部活動の仲間、担任の先生とともに参加し、充実した時間を過ごしました。
6月21日(木)に食育実践科3年生が集中特別講習を実施しました。
品川にある東京都中央卸売市場(食肉市場)の見学と竹芝にあるニューピアノースタワー内の銀座アスターベルシーヌ竹芝での講習です。
食肉市場では、滅菌された環境で牛肉のせりが行われていました。生徒たちはコックコートを着て、その内部を見学させていただきました。また、ビデオ上映では牧場から市場への流れを学習し、食材への考え方が変わったようです。(食肉市場では撮影禁止のため、写真はありません)
銀座アスターでは中華のテーブルマナー講習を行いました。銀座アスターでは本校卒業生が他店舗で料理長を務めており、当日は花咲徳栄高校を担当していただきました。同じく他店舗でサービスとして働いている2名の卒業生も駆けつけてくれました。生徒たちは中華のテーブルマナーの根本である「同席者への配慮」を意識しながら、声を掛けつつターンテーブルを回していました。卒業生から「在学時にテーブルマナーを学んでいて、社会に出てから本当に役に立った」と感謝の言葉に、生徒たちはさらに気を引き締めて取り組んでいました。
食育実践科3年生が5月28日から30日までの3日間、普通科各学年の教室で朝SHRの時間を利用し、学科間連携食育指導を行いました。これは、課題研究の授業の一環で今回は「朝食欠食」についての研究発表を行いました。
朝食が必要な理由や朝食を食べないとどうなるのか、時短朝食メニューの紹介など、栄養面からの重要性を手作りのフリップを用いながら、心を込めて伝えました。
また、6月8日には、食育実践科3年阿部晃大くんと松原晃悠くんが全校生徒を対象に食育指導を行いました。各教室のテレビモニターを使って映像を流し、校内放送で説明をしました。「朝食欠食」の復習や「疲れの原因は鉄分不足かも」などトピックスを立て、高校生に必要な栄養素である鉄分やカルシウムの摂取を励行しました。
6月は「食育月間」となっています。朝食をとり、毎日3食しっかり食べることや栄養価のバランスの取れた食生活を考えるなど、「食」に対して改めて意識してみましょう。
食育実践科1年生は、5月20日(日)から22日(火)の2泊3日間で宿泊研修を実施しました。
静岡県伊豆市に宿泊し、沼津魚市場の見学や、和食のテーブルマナーなど食育実践科として特色ある学習を行いました。
「能動的に行動する!」をテーマに、自然豊かな中で友人と力を合わせてバーベキューを行ったり、食に関する課題についてアクティブラーニングで取り組むなど、より一層生徒間の絆が深まった有意義な時間となりました。また、初めてのテーブルマナー講習会では、緊張感のなかおいしい料理をいただきました。3日間の学びを通して得たものを今後の学校生活に生かし、主体的に行動できる調理師を目指してほしいと思います。
<3日間の学習内容>
①能動的に行動するために ②A.L.(食に関するテーマの課題解決) ③沼津魚市場見学
④ヤクルト工場見学 ⑤DAYキャンプ ⑥伊豆ベロドローム見学(2020年 東京オリンピック自転車競技会場)
⑦和食テーブルマナー講習会(ホテル椿山荘東京)