11月10日(土)、中学3年生を対象に、第4回食育実践科体験を実施しました。担当クラスは食育実践科1年2組です。参加した中学生は、本校生徒に教わりながらミートソーススパゲティを作りました。本校生徒は、1年前に自分たちが経験したことを思い出しながら、中学生に優しく声を掛けていました。はじめは緊張していた中学生でしたが、本校生徒とコミュニケーションを取るうちに、徐々に慣れてくる様子が見られました。最後には個別相談を実施しました。
11月6日(火)、食育実践科3年生14名は、加須市立北川辺西小学校で児童との食育交流を行いました。
この日のために、食育の劇やクイズを作成しました。伝えたい内容を小学生が理解しやすいように試行錯誤しながら練習を重ねました。迎えた本番は、小学生の元気な反応のもあり、無事に発表することができました。
異年齢交流を通して伝えることの難しさを学ぶと同時に、日々の学習の積み重ねに対して自信を持つことができ、貴重な体験となりました。
<内容>
1,2時限・・・調理実習(ご飯、味噌汁)の補助:対象5年生
3時限・・・・北川辺名産のトマトを知ろう(食育クイズ、トマトの飾り切り実演):対象3,4年生
4時限・・・・西っ子もぐもぐ大作戦(劇テーマ 三色食品群):対象1,2年生
11月1日(木)の全校朝礼後、第4回の食育指導を実施しました。今回の担当は食育実践科3年1組の岡田くんと2組の橋本くんです。
今回は疲労解消と注目食材について話をしました。疲労解消には市販のエナジードリンクを考えがちですが、疲労の原因である活性酸素を抑える成分を取り入れたほうが効果的だと話し、鶏肉と魚、野菜の摂取を促しました。
そして、注目食材のチーズと生姜を紹介しました。チーズはカルシウムを多く含んでいますが、種類によって含有量に差があることを、クイズを交えながら説明しました。また、生姜は加熱の有無で効能が変わることを伝えました。これから、体調を崩しやすい季節になるので、殺菌作用や冷え性対策に生姜を活用してもらいたいものです。
平成30年度 家庭料理技能検定 第1回3級の合否結果が発表されました。
今回、2次試験(実技)を受検した11名は、全員合格することができました。
今後も調理師取得を目指しながら、食に関する幅広い知識の修得に励んでほしいと思います。
【家庭料理技能検定とは】
本検定は文部科学省等の後援のもと実施されています。
本校では、平成29年度から食育実践科の希望生徒を中心に、食への関心を深め、日頃学習している食育についての理解度を確認し、健康的に生きる実生活に役立てることを目的に団体受験の会場校となっています。本検定を取得することにより、進路決定等に役立てるとともに、健康な食生活の実践に資する教育につなげたいと考えています。
【3級の試験について】
◆一次試験(筆記):調理技術、食生活と栄養、調理と衛生等に関する内容
(※公式ガイドを中心に出題されるため、生徒はこれを利用しながら日頃の授業内容と共に試験に備えています)
◆二次試験(実技):リンゴの縦むき、ほうれん草のお浸し(平成30年度)
(※出題内容は、事前に公表されているためしっかり練習して、当日の試験に臨むことができます)
10月19日(金)、CaFeメシ(カフェメシ)を実施しました。CaFeメシとは成長期の高校生に必須のカルシウムと鉄分を強化した食事です。今回は秋の味覚のさんまやカボチャのようかんなど季節感も味わえる献立で用意いたしました。調理担当は食育実践科2年生です。食事中には、食育実践科2年、綱川風薫さんと竹内陽美さんが、献立に関連した食育指導を行いました。また、校長先生と生徒会役員が一緒に食事をし、生徒会役員は緊張しながらも校長先生との会話を楽しみました。さらに、競泳部の3年生も3年生最後のCaFeメシということで、顧問の先生方や部活動の仲間との食事を楽しんでいました。