3月21日(木)女子栄養大学にて、家庭料理技能検定の成績優秀者表彰が行われました。本校は合格者平均点の上位校に贈られる成績優秀団体賞(4級)を昨年度に続き2年連続でいただくことができました。 文部科学省の後援事業でもあるこの資格は、栄養系の大学以外にも専門学校の進学や就職にも有利になるので、次年度もさらに検定の合格率を上げるとともに、しっかりとした知識を身につけさせ、技術も磨かせていきたいと思います。
3月9日発売の女子栄養大学の月刊誌「栄養と料理 4月号」に本校の家庭料理技能検定の取り組みが特集されました。ぜひ、お手にとってご覧ください。
2月13日(水)、関東農政局が主催する「平成30年度食育活動の実践に関する交流会が」本校で行われました。食品関連の企業の方や大学教授、栄養士の方が参加し、食育実践科2、3年生35名とグループディスカッションを行いました。テーマは「朝食欠食について」と「食文化の継承について」です。付箋に自分の意見を書き、それを模造紙に貼り付けながら意見や改善案などをまとめました。とても和やかな雰囲気で交流は進み、高校生たちも楽しそうに意見交換をしている様子が見られました。「孤食の増加により、箸の使い方などの食事マナーは、親から教えてもらう機会が少なくなった。それを補うためにYouTubeの動画を見て、覚えていることがわかった。」「郷土料理は茶色く、インスタ映えしないから、盛り付け方や食器などの工夫が必要である。」など高校生と交流することで新たな発見もあり、今後の食育活動の課題を見つけることができました。高校生も食に携わっている方々と交流することで、よい刺激を受けました。この経験をこれからの食育活動に生かしたいと思います。
2月12日(火)、宮代町立百間中学校で出張授業を行い、中学2年生20名にフルーツの飾り切り実習を行いました。通常は1時間で2種類(グレープフルーツ、オレンジ)のフルーツを扱いますが、この日は、2時間連続の授業だったので、さらに2種類のフルーツ(りんご、バナナ)を追加し、計4種類のフルーツをプリンと共に盛り付けました。実習担当の先生によるデモンストレーション後、実習台ごとに分かれて中学生の実習にアドバイスをしました。
今回は、百間中学校出身の卒業生も学校を代表して参加しました。高校の進路を決定するまでのきっかけや現在の高校生活などを話し、日々頑張っている様子を伝えることができました。その他の生徒も初めての出張授業だったため教えることの難しさを痛感したようですが、中学生が真剣に話を聞きながら上手に切ってくれたり、おいしそうに食べてくれる姿に安堵し達成感を得ることができました。
2月20日(水)越谷市立 越谷光陽中学校へ出張授業に行きました。本校からは食育実践科1年生8名が参加しました。授業ではフルーツの飾り切りを行い、中学生はペティナイフを握り、懸命に取り組んでいました。さらに、卒業生である前田君が進路選択や、本校食育実践科の良さについて発表しました。先輩の姿を見て、進路について考える良い機会にしていただきたいと思います。