夏季休業に入った7月下旬に、希望者を対象に18ヶ所(ホテルオークラ、加賀屋銀座店、アルピーノ、パレスホテル大宮、築地すし好、つばめグリル、コロンバンなど)でインターンシップが実施されました。就職を視野に入れ希望の職種(和食・洋食・中華・製菓・集団調理)で実際に経験することで、多くの気付きがあったようです。
連日、慣れない満員電車での移動や、猛暑の中、体力勝負の毎日。緊張の中、指示された業務を行うことで精一杯の日々だったようです。
期間中、すべての実習場所にご挨拶にうかがい、実習生が一生懸命取り組む姿勢にお褒めのことばをいただきました。また、卒業生が活躍している実習場所も多く、卒業生が実習生の面倒を良く見てくださっており、とても安心しました。
ご協力いただきました各企業の皆さま、本当にお世話になりました。
令和6年7月11日(木)食育実践科1、2年生は、合同で集中特別講習を実施しました。
午前中は、都内渋谷区にある学校法人服部学園 服部栄養専門学校で専門学校の調理実習のデモンストレーションや施設の見学を行いました。
午後は港区の虎ノ門へ移動しホテルオークラ東京にて日本料理のテーブルマナーを行いました。初めて日本料理のテーブルマナーに触れる生徒が多く、緊張しながらも講師の先生の説明を受けながら、美味しい料理をいただきました。
服部栄養専門学校とホテルオークラ東京には、この春、本校食育実践科を卒業した先輩が在籍しています。集中特別講習の当日は、多忙な中、後輩たちのために登壇し現在の様子をお話してくれたり、エールを送ってくれました。
今回の講習は、生徒にとって進路を意識する機会となりました。また、調理師免許に必要な学びのための大変有意義な時間とりました。
令和6年7月3日(水)食育実践科3年生は、『中国料理 東天紅 上野店』で中国料理テーブルマナー講習会を実施しました。
講習会は、北京ダックやフカヒレスープ、五目焼きそばやデザートの杏仁豆腐など全9品の料理をいただきながら中国料理のマナーについて学びました。
講習会の最後には、上野店で働く本校食育実践科(旧食物科)卒業生の中村さんと大井さんから後輩たちへメッセージをいただきました。
今回の講習会では講師の先生から食事中の心構え、乾杯の仕方、豆知識などを教えていただきました。
講習後の生徒たちからは「大皿からサーバーを使って取り分けるのが難しかった」「大皿から取り分けるスタイルはコミュニケーションをとるきっかけになり楽しい時間にできた」「講習を通して異文化理解の重要性を再認識した」「1,2年生で行ったテーブルマナー以上に、中国料理は同じ席の人と料理を楽しむことの方が大切だと感じた」などの感想が述べられました。
【梅の収穫】~1学期の振り返り~
本校には、たくさんの梅の木がなっています。5月のある日、1年生が調理実習の時間に梅を収穫。
収穫した梅は、梅シロップにしました。
文化祭では、梅ゼリーにして提供したり、食育実践科体験でお出しました。
暑い夏、水分補給をしっかりして、お過ごしください。
食育実践科公式インスタグラムでもご紹介しています。
https://www.instagram.com/p/C98-xKryarD/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
令和6年6月18日(火)、食育実践科3年生を対象に日本調理技術専門学校の鹿野正道理事長による外部講師実習が行われました。
前菜の「ベジパフェ」と、苺を使ったデザートの2品を作成しました。お客様に「驚きと楽しさ」の要素が加わった料理を提供することが求められる時代だからこそ、いろいろな発想を持つことが大切だと教わりました。また、これからの料理業界のトレンドは、「持続可能な食の在り方」「他業界との協働」などがテーマとなるため、多角的な視野で食を学ぶことが必要であるとお話をいただき、大変有意義な実習となりました。
食育実践科公式Instagramでは、生徒の実習の様子もご覧いただけます。
https://www.instagram.com/reel/C99QwovyVvD/?igsh=NnF6OXJuNWxld2Vl