食育実践科2年2組は9月4日(水)、1組は5日(木)に、福島県郡山市の日本調理技術専門学校(Nitcho)様のご協力により、集中特別講習を実施しました。
専門学校で運営する農場の見学では、生産者の方から農場の特徴を伺い、その日の朝収穫したトウモロコシを生で試食させていただきました。普段食べているトウモロコシよりもみずみずしく、糖度が20度以上あるためフルーツのように甘いことに感動しました。また専門学校の施設では、学生の皆さんが調理しサービスしてくださった西洋料理のフルコースでテーブルマナーを学びました。
生徒の感想
・テーブルマナーで1番大切なことは、楽しく食べることが大切だと知ることができました。(Tさん、Nさん他)
・フランス料理では、皿の上に一つ一つの料理が盛り付けられているが、食べるときにはそれらを組み合わせながら選ぶことで、口の中で自分なりの料理が創作され楽しむことができると知り、緊張しながらも楽しく食事をすることができました。(Kさん)
・フランスでは客と店員は対等な関係であり、サービスをしてもらったときは、感謝の気持ちを声に出すことが大切だということがわかりました。(Tさん)
・アミューズで提供されたキッシュとムースは、同じ食材なのにテクスチャーが全く違い、ミキサーにかけ牛乳を加えるだけでこんなにも変わることに感動しました。(Hさん)
・「楽しく食べるには嫌いなものを減らすのが良い。無理に食べると嫌いになってしまうから一口だけ食べてみて」と講師の先生がお話されている時に、ちょうど苦手なものが運ばれてきた。食べられそうな気がして食べてみたら一口食べることができました。(Yさん)
生徒は、テーブルマナーから調理師として必要な心構え、客としての思いやり、食育に関することなど、多面的に学ぶことができました。