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【卒業生の活躍3】 ~アルファコース卒業 青木寧々さん、病院薬剤師として抗がん剤の調製に従事~

【卒業生の活躍3】 ~アルファコース卒業 青木寧々さん、病院薬剤師として抗がん剤の調製に従事~

【卒業生紹介】

 病院薬剤師 青木 寧々さん

(平成24年3月 普通科 α コース理数選抜クラス卒業 上尾市立大石南中出身)

<薬学部薬学科で学ぶこと、進路>薬剤師として働くためには薬学部薬学科で6年間学びます。1年目は物理・化学・生物などの基礎を学び、学年が上がるにつれて薬の効き方や副作用など専門的なことを学びます。5年生では医療現場(病院、薬局)へ行き、薬剤師さんによる指導を受けながら薬剤師業務を経験します(実務実習)。実際に患者さんへお薬説明を行うなど、コミュニケーションを取ることもあります。そして6年生の冬にある薬剤師国家試験に合格すると、晴れて薬剤師として働くことができます。薬学部卒業生の進路は、薬局、病院、ドラッグストア、企業(製薬、食品、化粧品など)、公務員、進学(大学院)など様々です。

<私の仕事内容>埼玉県内の大きな病院で薬剤師として働いています。救急患者さんや重症患者さんなどの受け入れも行っている地域の中心的な病院です。その中で、がん患者さんが外来通院でがん治療を行う「外来化学療法センター」という部署に私は所属しています。患者さん個々に合わせ、抗がん剤の説明や抗がん剤の調製を行っています。抗がん剤というと、嘔吐や脱毛など辛くて苦しいイメージが大きいと思います。しかし、すべての抗がん剤がそのような副作用があるわけではありません。抗がん剤の種類によって全く異なるため、副作用の内容や出現時期を患者さんへ説明することで、事前の心構えや対策を自身で行えるようサポートしています。
また、自身のスキルアップのために「外来がん治療認定薬剤師」の認定を取得しました。外来がん治療や、地域がん医療において活躍できる薬剤師を養成することを目的に創設された認定制度です。がんについて、抗がん剤の特徴・副作用についてなど、幅広く学びました。患者さんが安心・安全でがん治療を行えるように日々努力しています。
写真2枚目は抗がん剤を調製している青木さん、写真3枚目は抗がん剤の調製に使う安全キャビネットの前で撮影したものです。
【卒業生の活躍3】 ~アルファコース卒業 青木寧々さん、病院薬剤師として抗がん剤の調製に従事~
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